本気で痩せたいなら食事制限ではなく【糖質制限】しよう！

痩せたい！その願望を叶えます。

皆さんの日常の中で、「もう少し痩せたいな」「痩せて可愛くなりたいな」「脚が細くなりたいな」

など、日頃から「なりたい」という願望がありませんか？

私にも、その気持ち、痛いほどよくわかります。

むしろ、一年中考えていると言っても言い過ぎじゃありません。

あなたもそうではありませんか？

ここでは、そんなあなたのその願望を、叶えるヒントを与えたいと思います。

しかし、叶えるにはちょっとしたコツがあるんです。

それを、一緒に考えていきましょう。

痩せたい！って言う気持ちは、どんな気持ち？

まず、日本人は常に「痩せたい」と繰り返し口にします。

例にもれず、私もその一人ですが、これを読んでくれている皆さんも、きっとそんな中の一人ではな

いでしょうか。

日本人の多くは、とくに肥満体型でもないのに、何故か痩せたい願望がとても強いですね。

そんな、日本人の痩せたいと言う心理はどこから来るのでしょうか。

日本人がそう感じる理由の一つに、「細い＝美しい」という方程式が出来上がってしまっている事が

挙げられます。

「美の象徴」であるモデル、芸能人などが細すぎる為、実際は普通体型であっても、「あの人達と比

べて太い」と感じてしまい、「痩せたい」「痩せないとモテない」といった心理状態に陥り、常に痩

せたいと感じるようになっているのです。

日本人の肥満度は世界の中で2番目に低く、本来日本には、ダイエットを必要とするような肥満体型

の人はとても少ないのだそうです。

どうですか？私も、この順位には驚かされてしまいました。

太り過ぎも健康に良くありませんが、痩せ過ぎも不健康と言う事ですね。

また何より、成長過程にある皆さんのような中高生が、成人女性と同じようなダイエットをしては、

体に負担が掛かったり健康を害してしまう恐れがある為、とても注意が必要です。

では、10代の中高生が無理なく綺麗に痩せられる方法には、一体どのようなものがあるのでしょうか。

糖質制限ダイエットって、どんなもの？

数あるダイエット方法の中でも、圧倒的な効果で絶大な人気を誇るようになったのが、

糖質制限ダイエットです。

痩せるだけでなく、健康への効果も絶大とのことで、老若男女を問わず多くの人達が実践し、効果を

出しています。

糖質制限ダイエットは、糖質(炭水化物)の摂取さえ抑えれば、食事の量（カロリー）を減らす必要

はない、つまり、肉や魚介類などが好きなだけ食べられるという、とても魅力的なダイエットです。

今までことごとくダイエットに失敗してきた人達が、糖質制限ダイエットによって、いとも簡単に減

量に成功しています。

また、痩せる事だけが糖質制限ダイエットの効果ではありません。

病気の予防・改善、美肌効果など、とても多くのメリットがあります。

しかし、糖質制限に取り組んだ結果、栄養失調を引き起こさないように、しっかりと脂質とたんぱく

質など必須栄養素を摂取する必要があります。

必須栄養素なんて書き方をすると難しくなってしまいますが…。

要するに、キチンと肉や卵などを食べて、たんぱく質や脂質を摂らなきゃいけないって事ですね。

また、骨や筋肉の成長に欠かせないたんぱく質やカルシウムが不足すると、怪我や病気になりやすく

なるだけではなく、体や心の成長自体が止まってしまう恐れもあるので、私は安易な食事制限による

ダイエット法はおすすめしません。

あくまで、健康的にダイエットをする事を提案します。

私は成長期に食事制限のダイエットをして、とても疲れやすく、骨の弱い体になってしまいました。

このような体になってしまうと、取り返しがつきません。

そんな体にならないように、是非、健康的なダイエットを心がけてください。

健康的な糖質制限とは？どんな方法なの?

では、ここではもう少し掘り下げて、健康的な糖質制限ダイエットについてお話ししましょう。

糖質制限ダイエットとは、一日の炭水化物摂取量を制限すること。

その摂取量としては摂取カロリーの20％～40％だそうです。

炭水化物って何のこと?

「炭水化物（糖質）」は、「たんぱく質」「脂質」と並んでエネルギーを作る、栄養素の一つです。

また、炭水化物は、「砂糖がたくさん結合してつながった状態のもの」と考えると、イメージがしや

すいかもしれません。

食品学的には正しくないそうですが、イメージ的には、近いようです。

さて、炭水化物は、主に私達が『主食』と呼んでいる食べ物に多く含まれています。

炭水化物を含む食品を全て挙げる事は難しいのですが、特に以下のような食品に多く含まれていま

す。

①米

「引用：http://mimosalabo.com/rice-sugar-4439」

ご飯、白飯、玄米、おにぎりなどを指します。

私達の主食と言えば、先ず、ご飯が上げられるほど、主食中の主食ではないでしょうか。

②小麦粉

小麦粉とは、小麦を挽いて作った穀粉になります。

主に、パン、うどん、そうめん、お好み焼き、たこ焼き、パンケーキなど、様々な食品の材料として

使用されています。

③いも類

じゃがいも、さつまいも、長芋、里芋、山芋などの芋は、デンプンなどの炭水化物を多く含み栄養

価も高い事から、芋を主食としている国地域も多いです。

④そば

そばとは、穀物のソバの実を原料とする蕎麦粉を用いて加工した、日本の麺類、および、それを用い

た料理の事を指します。

「蕎麦粉」、「つなぎ」、「水」を用いて作られ、つなぎ（結着剤）は一般的には小麦粉が用いら

れますが、他につなぎとして鶏卵、長芋・山芋、布海苔、こんにゃくなどが使用されるそうです。

これだけ見ても、とても栄養価が高い食物だと言う事がわかりますね。

以上が、代表的な「炭水化物」の例になります。

私達には、とても馴染みのある食材達が並んでいますね。

通常、1日に摂取するエネルギー量の50～65%を炭水化物（糖質）で摂ると良いとされています。

ごはんと食パンの糖質は100gあたり、食パン48.0g、ごはんが31.7gになります。

一日の糖質摂取量を60ｇ以内におさめる為には、ご飯一杯の糖質は約56ｇ。しかし肉や卵などに含ま

れる糖質は約0.2ｇ(！)です。

これはすごい差ですね。

これなら、ご飯を食べない分、肉や魚、卵、野菜など、糖質が少ない食材は沢山食べれるので空腹に

たえる事なく簡単に始められそうです。

確かに、炭水化物の過剰摂取は、「太ります」。

しかし、炭水化物抜きは、疲れやすくなるとも言われています。

糖質制限ダイエットのルールとしては、

①タンパク質（お肉、魚介類、大豆・大豆製品、卵、乳製品）をしっかりとって基礎代謝アップをは

かる。

これが不足するとエネルギー代謝のサイクルがスムーズに回りにくく、カロリーを控えていても、脂

肪として蓄積されやすくなります。

また、肉だけでなく皮膚や内蔵、髪の毛や爪など、人体の大部分はタンパク質で出来ています。

タンパク質をとらなければ、かさかさの肌、しわ、体調不良といったものへと繋がっていきます。

カロリーを気にして肉や脂質をとらないと体全体の筋肉量が極端に減ってしまいますので、気を付け

て摂取するようにしましょう。

②タンパク質と一緒に摂取したい栄養素の一つである、ビタミン、ミネラル類（野菜、果物、海藻）

も積極的に取りましょう。

③一日三食はきちんと食べる

食事を抜くと糖質制限している関係で、どうしても摂取栄養素が減ってしまいます。

その為、命の危険にかかわる事だってあるかもしれないのです。

そのような事にならないように、キチンと考えてバランス良く食べるようにしましょう。

更に、それでもいっぱい食べたい！と言う気持ちが抑えられない時に、炭水化物のお米やパンの代わ

りに、置き換えになる食物を、ここで紹介しておきます。

おかずだけを食べるよりも、こういった食材と一緒に食べると満足度がアップしますよ。

スーパーなどで売っているこんにゃく麺。これはかなり便利です！

そもそもこんにゃくは、ほとんどが食物繊維です。

食物繊維は体が吸収できない炭水化物の事なので、全て体外に出て行きます。

お通じがよくなるのは、この為なんですね。これは、一石二鳥です。

何も味がついていないモノであれば、茹でて生姜醤油などで、うどんっぽく、味付けによってはラー

メンっぽく食べてみたり。

いろんなアレンジが出来るので、是非挑戦してみて下さい。

優良なタンパク質を摂取できるお豆腐も、ダイエット中は積極的に食べたいメニューです。

コツとしては、味付けをすると、どうしても「おかず感」が出てしまうので、木綿豆腐を湯豆腐のよ

うに軽く温めて醤油などをかけずに、そのまま食べて下さい。

もちろん、絹ごし豆腐でもOKです。

また、朝は食パンを食べている方も多いと思いますが、白い食パンなどは糖質が高めです。

小麦粉の代わりに「ふすま粉」や「おから粉」を使用した商品を選ぶようにしましょう。

糖質制限ダイエットは良い？悪い？

ここまで、健康的な食事制限と、糖質制限ダイエットについて、お話をしてきました。

ずっと痩せたい！と思っているし、糖質制限ダイエットって言うのが良さそうだけど…。

このダイエット、私達がやっても大丈夫なのかな…?と、少し心配していたのではないでしょうか?

 

食事を制限するダイエットというと、身体と精神に大きなストレスが掛かるイメージがあるので、肌

荒れなどの影響や成長を阻害する影響がないのか？などと心配になる気持ち、とても分かります。

一番怖いのは、糖質制限に取り組んだ結果、栄養失調になる事です。

しっかりと脂質とたんぱく質など必須栄養素を摂取する必要があります。

間違った方法での糖質制限は本当に危険です。

また、お米などの炭水化物も、人間の三大栄養素の一つに含まれるほど大切な成分であり、 成長期に

しっかり摂取しないと、集中力が切れる、やる気が出ないなどと言う、とても重要な栄養素になりま

す。

と言う事からも、糖質制限ダイエットとは言え、完全に除去するのではなく、適度に(少量ずつで

も)摂取しながら、緩やかなダイエットに望むのが、成長期の皆さんにはむいているように、私には

思えます。

皆さん、糖質制限ダイエットを実践する際は、糖質制限について周囲の人に相談しつつ、しっかりと

必要な栄養を摂取するようにして下さい。

そして、どうぞ、健康的なダイエットを楽しんで下さいね！