一人暮らしの食費っていくらかかる？節約方法をまとめて見ました◎

春は、一人暮らしの季節ですね。

一人暮らしの食費って、皆さんは、どうしていますか？

または、これから一人暮らしをする方は、どのように管理していこうと考えていますか？

生活のゆとりを考えたら、20,000円～30,000円くらいが望ましいかと思われます。

思ったより、多いと思いますか？反対に、こんなに少ないの？！と驚かれるかもしれませんね。

今回は、そんな一人暮らしの食費について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

更に、食費の節約方法についても、あわせて考えて行きましょう。

一人暮らしの食費の平均って、どのくらい？？

先ずは、一人暮らしの食事の平均を、それぞれの項目に分けて、調べて行きましょう。

【大学生と社会人の違い】

一カ月あたり、大学生は25,000円、社会人は40,000円が平均になっています。

社会人の食費が、とても多いように感じますね。

しかし、大学生に比べて、社会人は外でのお付き合いが増えますし、ランチ等の外食の出費がかさむのではないかと思われます。

それに比べ、大学生は自炊の機会も多く取る事が出来ますし、節約の為に、（あまり良くありませんが）極限まで食費を削る事も出来るでしょう。

更に、社会人になると、アルコール代も含まれてくる事が食費がかさむ要因の一つのようです。

【自炊と外食の違い】

3食とも自炊を一か月する場合、平均の食費は、15,000円。

反対に、3食とも外食にした場合の平均は、50,000円になるそうです。

かなりの差が、ここで出ますね。

やはり、自炊派は、節約も上手な傾向があるようで、一カ月の食費も最小限で抑えられているようです。

対する外食派は、3食とも外で食べますので、割高になってしまうのは当然です。

【男性と女性の違い】

通常、男性と女性では食べる量が違います。

ですので、一カ月あたりの食費も違ってくるのも当たり前ですね。

男性は、一カ月平均が40,000円、女性が30,000円になるそうです。

この数字も、自炊をメインにしているか、外食メインかで変化してきますが、男性は夕食に食費を多く、女性はランチに多く、それぞれ使う傾向があるようです。

一人暮らしの理想の食費って、幾らくらい？

では、ここでは、一人暮らしをしていくにあたり、理想の食費が幾らくらいなのか考えていきましょう。

食費は、頑張れば自分でコントロールが出来ます。

好きな時に、好きなものを好きなだけ食べていたら、誰が考えても、食費はかさむばかりです。

我慢できるところは我慢して、上手に節約していきましょう。

理想的な食費は、お給料一カ月分の15％なのだそうです。

手取りが20万の場合、30,000円前後が理想的になりますね。

ここまで食費が抑えられたら、かなり生活に余裕が生まれる事だと思います。

このように、自由に使えるお金を増やす為には、先ず食費の出費を見直す事をお薦めします。

ただし、育ち盛りの皆さんですから、『食べない節約』はやめましょう。

ここで、食事・栄養をきちんと取りつつ上手な節約方法を、是非学んでいって下さい。

食費を月2万円以内におさめよう！

食費を抑えて、その分を貯金や自由に使うお金に回したい！と言う人は多いと思います。

その目安として、食費の平均である一カ月40,000円の半分、20,000円で過ごせるように挑戦してみましょう。

その為に必要なのが、自炊になります。

上手くやらなければ、反対にお金がかかってしまうという事態も招きかねませんが、しっかりと実践していけば、食費を抑えていく術が身に付き、その効果に気付く事が出来るでしょう。

それでは、その具体的な方法を、一緒に考えていきましょう。

自炊で食費を減らす方法って、どんなもの？

＊安い食材を選ぼう。

例えば、同じ鶏肉でも、もも肉より、むね肉の方が脂質が少なくヘルシーな上、お値段も安いです。

このように、所謂『お得』な食材を探して、選ぶようにしましょう。

また、食材毎の安いお店探しが重要になって来ます。

野菜が安いお店、お肉が安いお店、お米が安いお店等々、いろんなお店を回って、どこが一番安いお店なのかをリサーチしてからお買い物をすると、いろんな食材が安く手に入れられ、とてもお得です。

安くて、お得な食材の一覧は以下になります。

【鶏のささみ・むね肉】一食分100ｇ120円くらい。

【おから】一袋（200ｇ程度）50円～。

【豆腐】一丁40円～。

【納豆】一パック100円くらい。

【冷凍うどん】５食200円～。

【もやし】一袋20円～。

【わかめ】乾燥1袋100円～。

【トマト缶】一個100円～。

タンパク質は、鶏を利用しながら、豆腐やおから、納豆等で補えます。

炭水化物は、麺類が安く手に入りやすいので、そちらを活用しましょう。

そうめんも、にゅう麺や、つけ麺、サラダ麺などにアレンジしやすいので、お薦めです。

葉物野菜は、天候などにより価格が高騰するところが不安要素ではありますが、もやしを含む根菜は比較的価格が安定していて安心です。

葉物野菜の中でも、キャベツは安い食材の一つになります。

高騰していなければ、とても便利な食材になりますので、是非活用するようにしましょう。

このような、お得な食材を取り入れて、献立を考えるようにしましょう。

食費を月20,000円に抑えたいのならば、一食100円が目安になります。

かなり少ない印象を受けますね。

でも、副菜やスープなどを多く作って冷蔵や冷凍でストックしておけば、一食あたりのコストは安く抑えられます。

一食100円も夢ではありませんよ。

今度は、さらに細かく節約方法を調べてみましょう。

節約方法って、どんなものがあるの？

【お蕎麦は優秀な主食です】

あまり知られていませんが、乾麺の中で、お蕎麦もコストパフォーマンスが高い主食の一つになります。

100ｇの値段はパスタと同じ100円程度になりますし、栄養価は勿論高いです。

他の麺類に飽きた頃、お蕎麦を食べるようにすると、また目先が変わって美味しく食べられると思います。

更に、お蕎麦は麺つゆのみで食べられるので、疲れて帰って来た時に直ぐ用意できるのも魅力的ですね。

【鶏肉を有効的に使おう】

食費節約の強い味方と言えば、鶏肉が王道でしょう。

鶏肉は、豚肉や牛肉と比べても、圧倒的に安く手に入る食材です。

購入の際は、出来るだけ多めに買って、100ｇずつ小分けして冷凍保存する事をお薦めします。

野菜炒めや煮物などに、例え少量でも、お肉が入っているのといないとでは、味が雲泥の差になります。

これは実際試してみないと分からないので、是非自分でチャレンジしてみて下さいね。

また、鶏肉だけでも立派なおかずになりますので、塩コショウで、美味しい鶏肉料理に挑戦してみて下さい。

【もやしを上手に活用しよう】

誰もが認める、コストパフォーマンス最強の野菜は、もやしでしょう。

もやしは一袋30円以下で買える事が多く、かさ増しの食材としても大人気だと思います。

レシピとしては、ごま油で炒めて塩コショウを振って食べるだけでも十分美味しいですし、他の食材とあわせて、野菜炒めや蒸し野菜にするのも美味しいですよね。

私は、少な目の塩コショウとお醤油で味付けをした後、辣油をちょっと垂らして食べる方法が大好きです。

このように、もやし単体で食べられるレシピもありますが、栄養が多い訳ではないので、他の野菜、お肉とあわせて、料理のかさ増し用の食材に使用すると良いのではないでしょうか。

【卵を有効利用しよう】

卵は、安売りの時に1パック100円程度で売られている事も多いので、その際は必ず購入しておきましょう。

朝ごはんの時は、卵かけご飯にしたら、それだけで立派に一品の料理になりますし、お弁当の定番、卵焼きも作れます。

また、オムライスやゆで卵など、バリエーションも多く、何より生活に大切なたんぱく質がしっかりと取れます。

毎日1個ずつ食べたとしても、1週間以上もつ優れものです。

節約の強い味方だと覚えておきましょう。

【食材は買い過ぎないように気を付けましょう】

節約に張り切り過ぎてしまい、余計な食材を買ったり、挙句に使い切る事が出来ず捨ててしまうような事がないように気を付けましょう。

とは言え、私にも身に覚えがあります。

つい安い食材があると、『使うかも？』と思い購入して、結局無駄にしてしまうパターンですよね。

これでは、せっかくの自炊も無駄遣いで終わってしまいます。

私も気を付けようと思いました。

節約にまだ慣れないうちは、2日に1回スーパーに行くなどして、短いスタンスで食材を購入するようにしましょう。

手間は多少かかりますが、食材を腐らせる事が防止できるので、こちらの方法をお薦めします。

【見切り品を賢く使いましょう】

スーパーには、皆さんは御存じないかもしれませんが、賞味期限が近いものを割引して販売してくれる、『見切り品』と言う食材（品物）があります。

私も、よく助けられていますが、大体3割引きくらいで販売されています。

また、見切り品が出るのは、通常、主婦が来店する15時～17時くらいの時間帯と言われていますので、こちらの時間を狙っていくのも節約の方法になりますよ。

どうぞ上手に利用してみて下さい。

【余ったおかずは冷凍保存しよう】

自炊をしていると、どうしてもおかずを作り過ぎてしまう事があります。

その際に、余ったおかずを冷凍保存して、自炊が面倒くさい時に解凍して利用できるようにしておきましょう。

仕事や授業等で疲れて帰って来た時、冷蔵庫におかずがあれば、それだけで本当に助かります。

少しずつでも大丈夫なので、おかずを多めに作ってしまった時は、冷凍保存をする事を心がけておきましょう。

冷凍保存と、電子レンジを活用しよう！

先ほどもお話ししましたが、一人暮らしと自炊に慣れてからで構いませんが、冷凍保存を上手く利用して節約に役立てるようにしましょう。

一般的に、2本買うより、4本買う方が、1本当たりの単価が安くなるのは御存じですよね。

ご飯を炊いたり、煮物を作るなど調理をする際には、一気に作った方が電気代も安く済みますし、材料も腐らせる事が少なくなります。

多く作り過ぎてしまった場合には、冷凍保存を活用して、自炊と節約の手助けにしましょう。

外食はだめ？お弁当での節約の方法は？

ここまで、自炊の節約方法を考えてきました。

それでは、外食はどうでしょうか？

残念ながら、節約生活をしている時は、出来るだけ外食には行かないようにしましょう。

ただ、会社での付き合い、学生サークルの飲み会など、行かなくてはならない時もあるでしょう。

ですので、そんな場合や、どうしても参加したい時は、無理せず参加するようにしましょう。

節約を意識しすぎてストレスがたまり過ぎ、最後は爆発をしてしまい、無駄遣いの暴走に走ってしまうと困るからです。

また、行き渋ると、人間関係も希薄になってしまったりと、あまり良い事がありません。

そんな事にならない為にも、どうしても参加したい飲み会などは、『交際費』から捻出するようにしましょう。

出来るだけ、食費からお金を出さずに外食を楽しむようにしましょう。

【お弁当とマイボトルを活用しよう！】

食費を節約する為に、自炊と共に有効的なのが、手作りのお弁当とマイボトルかと思われます。

そりゃ、ランチを気軽に食べたい！と言う気持ちも分かりますが、ランチ１回分の代金は週3日分の食費に匹敵してしまう可能性だってあるのです。

しかし、こちらもそんなに厳しく、きっちりやるのも大変だと思います。

ですので、ランチは節約を頑張った自分への御褒美として、月1回くらいは楽しむようにして、それ以外は、お弁当とマイボトルで済ませるようにしましょう。

お弁当と言っても、簡単なもので良いんです。

何だったら、おにぎりとインスタントのお味噌汁を飲むだけでも良いですし、ツナとマヨネーズを食パンに挟んだだけのサンドイッチでも、立派なお弁当です。

自由に、好きなお弁当を作って、楽しんでしまいましょう。

マイボトルの方にも、好きなお茶を淹れて行くと、会社でも勉強中でも、余分な出費をせずに済みますよ。

 

いかがでしたか？

一人暮らしの食費と、その節約方法について、皆さんと考えて、お話しをしてきました。

節約と聞いて、最初は『面倒くさいなぁ～』と思われたかもしれません。

でも、こんな風に簡単に節約できて、更に家計が助かるのなら、ちょっとやってみたくはなりませんでしたか？

方法は、とても、ささやかで、簡単な事です。

皆さんが将来一人暮らしをするようになっても、または今現在一人暮らしの皆さんでも、簡単に試せる事ばかりだと思います。

どうぞ、この節約方法を実行して、快適な一人暮らしの生活を過ごして下さいね。