一人暮らしだから買い置きするけど腐らせてしまう。そんな時は?

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一人暮らしの食費を節約するために自炊!

気合を入れていざ食材を買ってみても、一人分の食事を作るだけだと使う量は少なく、買い置きした食材を腐らせることもありますよね。

せっかく買った食材を無駄にしないためにはどうすればよいのでしょうか。

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冷蔵庫の中身をチェックしてから買い物に行く

買い物に行く前に冷蔵庫の中身をチェックして、在庫状況を参考にしてメニューを大まかに決めておきましょう。

決めたらメモしましょう。

メモすることで、買い忘れを防ぐのはもちろん、買い物する予定のない売り場に行ってしまって余計なものを買ってしまうことを防ぐこともできます。

ここで大事なのは、あくまでメニューは大まかに決めることです。

きっちり決めすぎると、急な残業や外食のときに自炊ができず、食材を使う予定が狂ってしまうストレスが発生してしまいます。

足りなかったらレトルト食品お惣菜を利用することも、選択肢の一つとして考えるもの良いです。

冷蔵庫の中身は、買い物に行く予定がない日でも一日一回はチェックする習慣をつけると、出先での急な買い物のときでもスムーズに買い物ができます。

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日持ちする食品を利用する

食品がどれくらいの期間保存できるかの表示には、賞味期限と消費期限があります。

賞味期限とは「おいしく食べられる期限」、消費期限は「安全に食べられる期限」で、5日以上の長期保存が可能な食品には、賞味期限が表示してあります。

よって、賞味期限はあくまでおいしさの保証であるので、期限が切れたら即食べられないということではありません。

食べられるかどうか、自分の目や鼻や舌で判断できる力を、普段から意識して培いましょう。

常備しておきたい長期保存が可能な食品

長期保存が可能な食品はたくさんありますが、中でも自炊する上で、常備しておくといざというときに便利な食品を紹介します。

インスタントラーメン

賞味期限は約8か月です。

自炊したいけど時間があまりないときなど、スープに余った野菜や肉を入れて煮込んでしまえば、野菜ラーメンにすることもできます。

缶詰

肉、魚、果物、野菜の缶詰がありますが、約2~3年は日持ちします。

いくつか持っておけば、おかずのあと一品として利用することもでき便利です。

レトルトカレー

賞味期限は約2年です。

ご飯にかけるだけではなく、麺やパンとも合います。

野菜や肉をプラスするアレンジも可能です。

ジャム

市販のジャムには、大量の砂糖や防腐剤が使われており、開封前であれば長期保存ができます。

ただ、使われている砂糖の量によって日持ちは違います。

近年の健康志向で低糖度のジャムも多くみられますが、これらは高糖度のジャムより賞味期限は短くなっています。

糖度が高いものであれば、賞味期限は約2年です。

いったん開封してしまったジャムは、カビが生えやすいので、冷蔵庫で2週間を目安に早めに食べきるようにしましょう。

ジャムは、パンにぬるだけではなく、魚や肉料理を作るときに、砂糖の代わりとして使ったり、風味づけに使ったりもできます。

梅干し

伝統的な製法で作られた塩分20%の梅干しは、期限がないとも言われていますが、現代で市販されている梅干しの塩分はここまで塩分は多く含まれておらず、賞味期限は約3~6か月くらいです。

はちみつが使われていたり、減塩タイプのものもありますが、これらのものの中には賞味期限が数週間に設定されているものもあるので注意が必要です。

野菜

野菜には賞味期限の表示がないため、見た目やにおいから食べて大丈夫かどうか判断しなければなりません。

日持ちは、葉野菜や実野菜は短く、根菜が長い傾向にあります。

買った野菜の中から、日持ちしない野菜を優先的に使っていくようにすると、食材を腐らせることもなくなります。

日持ちする野菜とその保存方法をご紹介します。

じゃがいも

冷暗所で約3か月、野菜室で約6か月

一般的な家庭料理で使われる野菜の中で、もっとも日持ちする野菜です。

新聞紙や紙袋を利用し、風通しがよく日が当たらない涼しい場所(=冷暗所)で保存します。

野菜室で保存する際は、新聞紙やペーパータオルで包み、ポリ袋にいれて軽く口を縛ることで、冷やし過ぎを防ぐことができます。

かぼちゃ

冷暗所で約2~3か月

丸ごとのものは、新聞紙で全体を包んで保存します。

一人暮らしだと、カボチャはカットしてあるものを買うことの方が多いかと思いますが、その場合はワタから腐りやすいので、スプーンでワタを取り除いてラップで包んで野菜室で保存します。

玉ねぎ

乾燥した冷暗所で約2か月

ネットに入れて吊るしたり、玉ねぎ同士が重ならないようにカゴに入れてから通気性のよいところで保存します。

ただし、新玉ねぎは水分を多く含んでおり傷みやすいので、冷蔵庫で保存します。

にんじん

野菜室で2~3週間

自身から出る水分で腐りやすいので、一本ずつ新聞紙やペーパータオルで包んでポリ袋に入れ、野菜室で立てて保存します。

大根

冷暗所で約1か月

葉を切り落としてペーパータオルで包みます。

葉を切り落とすことで、葉に栄養や水分がいかず、みずみずしい状態が保てます。

切って保存する場合は、ラップに包み冷蔵庫にいれ、2週間を目安に食べきります。

ピーマン

野菜室で約3週間

水気があると傷みやすいので、一個ずつペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて軽く口を縛って保存します。

カットしたものは、ワタと種を取り除き、ラップで包んで2~3日で使い切ります。

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冷凍保存する

買った食材を長く保存するための方法といえば、冷凍保存です。

一食分ずつ小分けにしてラップで包み、さらにジップロックなどの密封できる容器に入れます。

冷凍する際は急速冷凍する方が品質を保てるので、冷蔵庫にその機能があれば使いましょう。

急速冷凍の機能がない場合、熱伝導の良い金属トレーなどに乗せて冷凍すれば、速く冷凍させることができます。

また、ラップで包む際に、薄く延ばして包むことで、冷凍にかける時間だけでなく、解凍にかける時間も短縮できます。

解凍する際は、冷蔵庫で自然解凍するのが一番良い方法ですが、6~10時間かかります。

すぐに使いたい場合は、凍ったお肉を水の中に入れ、流水解凍すれば1~2時間で使えるようになります。

電子レンジでの解凍は時間がかからずとても便利ですが、水分が失われてしまい味が悪くなってしまうので、これは最終手段としましょう。

魚介類

肉と同様、ラップで包み、さらにジップロックなどの密封できる容器に入れます。

魚は内臓えらから傷んでいくので、それらを取り除いてから包みます。

冷凍するときは急速冷凍が良いです。

野菜

野菜にも冷凍保存できるものと、できないものがあります。

冷凍保存する際は、食べやすい大きさにカットしてから、肉や魚介類と同様、小分けにしてラップに包んでさらにジップロックなどの密閉できる容器にいれます。

冷凍保存が可能なものをいくつか紹介します。

キャベツ

生のままでも、ゆでてからでも冷凍保存できます。

スープみそ汁などに利用できますが、茹でてから冷凍したものは、水っぽくなるため、炒め物には向きません。

生のまま冷凍した場合でも、解凍するとしんなりと塩もみしたような状態になるので、和え物コールスローが簡単に作れます。

白菜

生のまま冷凍します。

キャベツと同様、水っぽくなるので、スープみそ汁に利用するのがおすすめです。

玉ねぎ

冷凍するとシャキシャキとした食感が失われやすいため、炒め物には向きません。

甘味を生かしたい料理におすすめです。

あめ色玉ねぎミートソースコールスローに利用できます。

ハンバーグに利用すると、炒め玉ねぎにしなくても風味や食感がなじみやすく、調理の手間が省けます。

ブロッコリー

小房に分け、熱湯で短時間(30秒ほど)ゆでてざるにあげ、冷まして水気をとってからラップに包みます。

温めて温野菜として食べたり、炒め物煮込み料理に使えます。

にんじん

乱切りなど大きく切ってしまうと食感が悪くなってしまうため、薄いいちょう切りや短冊切りなど、小さめに切って冷凍保存します。

サラダきんぴら炊き込みごはん汁物炒め物など、いろいろな料理に使えます。

トマト

丸ごと包んで冷凍保存できます。

まるごと冷凍すると解凍後、簡単に皮がむけるので、スープ煮込みメニューにトマトを使いたいときは、冷凍してから使った方が便利です。

冷凍食品を利用する

食材を冷凍するのは、保存期間が延びてとても便利ですが、買い物後のひと手間が必要になります。

そんなときは、冷凍して売られている食材を使ってみましょう。

ほうれん草、カボチャ、ミックスベジタブル、ブロッコリーなどは、スーパーの冷凍食品売り場で特によく見かけます。

これらの冷凍食品は、適切な下ごしらえや冷凍処理がされており、家庭で冷凍させたものより品質が良いかもしれません。

しかも、天候などの影響で野菜や魚介類の価格に変動があるときでも、安定的な価格で購入できます。

 

まとめ

一人分の食事を作ろうと思うと、使う量が少ないので買い置きした食材をつい腐らせてしまうなんてことはよくありますよね。

自分の食べる量や、食事の準備にかけられる時間、自炊できる回数など、自分の食事の適量やライフスタイルをしっかり把握して、買い物することが大切です。

忙しい生活の中では、こまめに買い物に行くことはなかなかできないので、時間に余裕のあるときは食材を多めに買ってひと手間かけて冷凍保存すると、せっかく買った食材を腐らせて無駄にせずに済みます。

忙しくて時間をかけられないときは、割高になってしまっても、使い切れる量だけの少量パックのものを買ったり、冷凍食品や長期保存可能な食品を買っておくと、心に余裕も生まれます。

自分に合った方法で、無理のない食事作りを楽しみましょう。

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